犯人はいずこ、エアコンの風量調整修理

数ヶ月前から突如としてエアコンの風量1が効かなくなってしまいました。
ディアブロには4段階の風量調整機構が備わっているのですがそのうちの1段階目にしても何にも風が出ないんです。
ほかの風量が出るのでモーターが壊れたわけでもないようです。
原因を探るべく配線図を眺める事しばし・・・・
なんだこのふざけた配線(笑)
もうほんとに、僕が考えるような何の工夫もない配線です。
1段階目は抵抗、2段階目からはひたすらリレーを使ってありました。
たかだか風量の切り替えに要したリレーが3つ・・・(^^;)

とにかく、風量1は抵抗を使ってファンを遅くしているらしいので、それが壊れたかもしくはモーターが重くなって抵抗が入った状態では回せないか、どちらかでしょう。
配線にテスターを当ててみると風量1でも電圧が来ていたのでファンを分解。
ホーンじゃないです、ブロアファンです(・∀・)ノ
とにかくでかい、ここに来ている配線は4本で一本がアース、ほかの3本が2・3・4の風量で使用している配線です。
風量1は風量2の配線と共用で手前で抵抗を使って電流を絞っています。
ちなみに風量2も3も抵抗がブロアファンの中に組み込まれていてそれによって回転を制御しています、よって風量1は直列で抵抗が組んであるわけです。
ま、しかし壊れてなかったブロアファン、もっとちゃんとテスター遣うんだった・・・
そんなわけで抵抗探しが始まります。
フューズボックスの脇にあったカプラー、この中か!!と思ったのですがあったのはダイオードのみ・・・(-A-)
その後、ナセルを外してみたりして探したのですが見つからず、結局灯台下暗しでブロアファンの横に隠れてました。
こいつが犯人。
抵抗を測ってみるととんでもない値になってましたので(?MΩ)真ん中の空いてる端子に配線を差し替えて現状をしのいでいます。
この配線を延長してボリューム式にすれば便利ですね♪