オーバーフェンダーの取り付け作業手順

  まず大切なのはルックスよりも何よりもフルバンプした時にフェンダーに当たらない事です。
しかし実際どこまで沈むかを見るのは不可能に近いので僕は最大限切ってやりました。
お勧めはできませんが切って曲げた状態でともだちにはみ出しタイヤを借り、ドリフトしに行くのも1つの手・・・かもしれません。
あとはショックの汚れで沈み込みの位置を判断したり、確実な手は車高調を目いっぱいさげて底付きの状態にするとかヽ(・ω・)ノ
下準備。
オーバーフェンダーの余計なバリをエアソー、サンダーなどで削り落とします。 とりあえずどこまで沈むかを判断したら頂点に油性マジックで印を付けます。その部分がのりしろの最下点となります。
そのさらに1.5cmくらい上に印を打ちます。フェンダーの形にもよりますがそこがオーバーフェンダーの頂点となります。
友達を2〜3人呼んでフェンダーアーチのセンターを出します。ここがずれるともう最悪。願わくばはみ出しタイヤがあって欲しいところです。
一人がフェンダーを合わせ他の人でセンターの確認をしてもらい、位置が決まったらそのまま細いドリルでビスポイントとボディーに穴を開けタッピングビスで固定してしまった方がいいでしょう。ビスで留めると少しずれます。(ボディーの角度とオバフェンの精度の関係で)微妙な位置修正をしたらフェンダーアーチをマジックでボディーになぞります。合わせマークもつけましょう。
これだけやっておけばもう外しても平気なので外してしまいましょう。
次にボディー側の切断をします。

フロントは単純になぞった線の1.5cmくらい内側を切ってしまえばいいだけです。パテ埋めをしないなら後は防錆処理をしてリベットで留めたら完成です。リベット留めじゃないと車検で引っかかります。

リアは大変です。
1度目はスポット溶接の部分(ツメ)を切る程度にし、次に表の鉄板のみをなぞった線の1.5cm位内側で切ります。
リアフェンダーは二重構造になっているので切ったらばらばらになってしまいます。なのでそれを考えて作業を進めなければいけません。
こんな感じにして・・・
溶接する。
僕は内側の鉄板を外側にかぶせて溶接しました。逆だとボディーのラインが歪みます。
ドアの部分は・・・重ねて横から溶接したのかな?
2ドアなら防錆処理したこれでおしまいです。
僕は4ドアなのでドアにかぶってしまう部分の処理をしないといけません。
こんな風に切断して穴の開いた部分をFRPで埋めました。
あとはその部分を整形して・・・
こんな感じに仕上げました。
あとはマッドガードとのつながりの処理とボルト穴のスムージングをして・・・
サフェーサーで仕上げて
全塗装、こんな感じに仕上がりました。