20 インナーフェンダー塗装
 

同時にタイヤハウスを補修します。
ここは長年の飛び石と車検で勝手に塗装されるシャーシブラックの影響で悲惨な状態になっています。
業者に任せて車検に出す時には気を付けておいてほしいのですが、業者によってはエンジンルームにクリアーを塗装したり、シャーシに勝手にシャーシブラックを塗布します。
きれいにレストアした人には信じられない暴挙で、実際にパブリカをレストアした後、業者に車検を頼んだらエンジンルームがピッカピカになって帰ってきました。ゴムも金属もピッカピカです。
事前に勝手なことはしないように言っておいた方がよいでしょう。
さて、タイヤハウス内のシャーシブラックをやすりではなく金属のブラシを使い剥がしていきます。
適当に塗られた物なので密着していない為、ブラシでぱらぱら落ちてくるのです(・ω・)ノ
こんな状態で重ねて塗装しても剥がれる元なのではがせるだけ剥がしておきましょう。
剥がし終わったらサーフェイサーを塗装した後、耐チッピング塗料を塗布します。
お薦めは3Mのウレタンコーティング8822というもの。
この塗料は溶剤と硬化剤の二液タイプで袋の中で混ぜてしまって専用のガンで塗布するので手が汚れない上、乾くとかちっとしていて強靭な防御膜を形成してくれます。
最後は半ツヤのブラックで塗装。
フェンダーの中から変な色が見えるよりも黒く塗ってしまうほうが個人的に好きです。
プラモデルの影響かなあ(笑)