特攻隊


  

その後も東京では昼夜を問わず爆弾が投下されていきました。
ある日上空のB29を見ていたら、後ろから日本軍の戦闘機が追って来て下から体当たりをする姿を目撃したそうです。
しかしかすった程度で自機が壊れてしまい、B29に馬乗りになったあとフラフラと落ちていきました。
その後海に不時着したのですがそのパイロットは助かって、飛行機は日比谷公園?に飾られたそうです。
体当たりされたB29はそのまま飛び去っていきました。
また違う日にもB29に体当たりする飛行機を目撃したと言っていました。
その時はB29のエンジンに当たり、B29は白煙を上げながら海に落ちて行きました。
体当たりした日本軍の飛行機(2人乗り)もエンジンが片方落ちてしまった為フラフラと落ちて行ったのですが、よく聞く特攻隊とは違うので途中でパラシュートで降りてきて助かったみたいです。
エンジンが動かなくなった場合は片方だけで進む事も出来るのですが片方が落ちてしまうとバランスの関係で飛べないようです。
墜落したB29はその後、海から引き上げられて同じように日比谷公園?に飾られたそうです。
公園に飾ったB29はベニヤとペンキで適当に修復したあとB29の片羽の下に日本軍の戦闘機を置いてあったと聞きました。
その後、戦闘機は日本橋の三越の中二階に飾ってあったみたいです。

ネットでの検索で体当たりをした人は(244戦隊の中野松美伍長?軍曹?)だと言う事が解かりました、日付は1944年12月3日。
また日比谷公園でB29を展示したのは昭和20年2月1日、「B29撃墜展覧会」です。

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